パーティーに出席することを決意した私が向かったのは歌手ニーナこと親友撫子のお屋敷。
「めずらしいね。すみれちゃんが家に尋ねてくるなんて。どうしたの?」
「うん。あのさ、撫子、私、実はとあるパーティーに出席することになって。それでドレスを貸してくれないかなーと思ってさ」
「そうなんだ。そんなのお安い御用だよ!」
そう言って撫子が部屋の隣のドアを開けた。
「ハイ!ここから好きなの選んでいいよー!」
好きなのって…。
部屋一室が全部クローゼットと化してるし!
流石は新岡カンパニーご令嬢。
規模が違いすぎる…じゃなくて!
こんな山のようにある衣装からどれをどう選べというのだ!!


