楽しみにしてるだって…!?






ホントバカじゃないこいつ。






こんな罠かもしれないようなパーティーにわざわざ私が行くと思ってんのかしら。










「あ、そうそう」



「…なんですか」



「君、今会社の常務と付き合ってるんだってね。幸せそうで何よりだよ」











私にとって最も恐れていたことを呟きながらあいつはファミレスを後にした。