「…ん……」 差し込む朝日を受け、私は重いまぶたを開けた。 うー…。 目が腫れぼったい。 昨日あんだけ泣いたもんなぁ。 …あれ? つか私、いつの間に寝たんだっけ? 「すみれ。起きたんならさっさと支度しろ。仕事、遅刻するぞ」 か、課長…!! そうだ、私昨日課長にしがみついて思いっ切り泣いて…!! ぎゃー! 思い出しただけで恥ずかしい!!