つかあいつマジ何考えんの!?



こんな世界観が違う連中の中に一般庶民を放り込むなんて!!



嫌がらせか!?



これが私に対する復讐だって言いたいのか!?





とりあえず、お金持つ連中に飲み込まれないようホールの隅で大人しく待ってることにした。





あああ。



もうすでに帰りたい。




帰りたいけど…あの雀蜂野郎が何を仕出かしてくるかわかったもんじゃないし…!!




もー落ち着かないなーっ。








そわそわしてホールの隅で行ったり来たりを繰り返していたらきらびやかな人たちがある一ヶ所に集まってなにやら黄色い声を上げ始めた。