「姉様は、姉様だもん!」
腕の力が強くなったと思ったら、リーノが顔を上げて言った
「どんなになっても、ひ…人に…売られても!リーノのお姉様は、カノンお姉様だけだもん!!姉様は、姉様だもん!!」
「リーノ…」
涙を流し必死に訴えるリーノ
「大好きな…姉様だもん…」
こんな私を、大好きと言ってくれる優しい…私の妹
「ありがとう…リーノ。私の大切なたった1人の妹…私もリーノが大好きだよ」
私が笑って言うと、リーノも嬉しそうに笑ってくれた
私は、こんな妹がいて幸せ者です
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…