必死に叫んで、涙を流しながらお父様に訴えた

でも…


「お前など、私の娘じゃない。ある訳がない。…妻は、お前を庇ったせいで死んだんだ。悪魔なんかを庇ったから」


父のあまりにも冷たい目線と言葉に、私は言葉を失った


「お父「お前に、そう呼ばれる筋合いはない」


私の呼び掛けを遮り、私との血縁を否定した

そして、お父様は私に止めをさす


「おまえなど、産まれた時に殺せばよかったんだ」


それを聞いた私は、抵抗する力をなくした

衝撃過ぎて、涙も止まってしまった



そして、私は知らない男に連れられ城を…国を後にした