Looking for a rainbow

警察官だった。



「やべえ!」



そう言って、男たちは半裸のあたしを放置して走り出した。



警察官が男たちを追う。





「可憐…」



名前を呼ばれて、あたしはゆっくりと顔を上げた。




目の前に、別れたばかりの彼氏、隆の姿があった。