でももう後悔しても遅かったんだ…―――。



「愛夢、まだ帰らないの?一緒に帰ろうよ」


「ありがとう、芽美。でも、涼くん待ってるから」


「そっか。相変わらずラブラブね~」


「そんなことないよっ///」


ラブラブだと言われ、思わず赤面してしまう。


こう言うのは、いつまで経っても慣れない。


「はいはい、ご馳走様です。じゃあ、また明日ね。バイバーイ」


「うん、バイバーイ」


芽美が帰ったのを見ると、涼くんが行ってからもう1時間が経っていた。


「(まだ終わんないのかな~?ちょっと様子見に行ってみようかな?)」


そう思い、私は普通科へ様子を見に行くことにした。