「待ってる。涼くんと一緒にいたいもん」


「(!?)」


そう私が言うと、涼くんは大きく溜め息を吐いた。


??


「そんな可愛いこと言うなよな…。キスしたくなんじゃん。

いつも可愛いくて我慢すんの大変なのに、煽るようなこと言うなよな…」


「(可愛いって…///)そんなことないもん。煽ってなんか…」


「はぁー…(わかってねぇーんだから…)

しょうがねーな、ならここで待ってろよ。終わったらダッシュで来るから」


「うん!!」



このとき、最初涼くんに言われた通り、先に帰ってればよかったんだ…。


そうすれば、今まで通り幸せな時間が送れていたはずなのに…。