逆ハーレムゲーム★☆




「あのなぁ…
部屋なんて、どうでもいいんだよ」

「だから、意味が分かんないよ…」

「欲しいのは、お前の隣の部屋」

「へ?」

「お前の隣ならどこだって、ああなるだろうな」



“ああなる”とは、闘争のこと。

部屋は部屋でも、あたしの隣の部屋が欲しいってこと…?


もしかして、あたしって…

人気もー…



「隣の部屋なら、何だって自由だからな」

「へ?」

「そのうち襲われるんじゃねーの?
ベランダ伝いで」



笑いながら言う桐生君。


全っ然…笑い事じゃない。



「もちろん…
た、助けてくれるんだよね?」

「あぁ?」

「だって、先生と約束したでしょ?
あたしを守るって…」



それを聞くと、桐生君は鼻で笑った。



「あれ、信用してんの?
望月のいない寮まで、やってられるかよ」

「…え」

「俺は無理。
争奪戦関わりたくねーし、一番遠い部屋になるだろうからな」

「う、嘘だよね…」

「まじ。
7組の他の奴に頼めよ」

「や、やだっ…」



だって、信也君も歩君も姿見えないもん…っ


必然的に、桐生君しか頼める人いないじゃんっ



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