「あ、あたし…
生徒会長に啖呵切っちゃった…!」
「あぁ?
あれで啖呵なのかよ」
「ど、どうしよう!」
「それより、お前はこっちを心配しろ」
「へ…?」
目の前に、ぷらーんと下げられた銀色の鍵。
えっと…
「…桐生君の?」
「は?
なんで俺が自分の鍵渡さなきゃならねーんだよ」
「そ、ですよね…」
…ってことは…?
「お前の部屋の鍵だろ」
「……………」
机に置かれた一つの鍵。
小さく336と印された鍵。
これが、あたしの…
「あ、ねぇっ、桐生君達は?」
「…は?」
「部屋、どこなの?」
あたしの言葉に、ニヤリと口角を上げた桐生君。
「なに、知りてぇの?」
「え…あ、やっぱりいい…かも!」
この顔…
なんかマズイよ…ね?
「知ってどうすんだよ」
「だ、から…
やっぱり知らなくていいって」
「あっそ。
お前、隣も知りたくないのか?」
「え、誰なの!?」
まんまと食いついてしまう、あたし…
「知らねーよ」
「…………っ!」
コイツ…!
あたしの反応を見て、すごく愉快そうに笑い出す桐生君。
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