逆ハーレムゲーム★☆




「あーあ…
犬猿揃っちゃったよぉ?」



信也君曰く…

犬猿の仲?


……に挟まれるあたし。


本当に最悪な状況すぎる。



「残念だな。
もっと品のある人だと思ってた」



……はい?



「恭也達が匿っていると聞いたから、期待したんだけれど」



なに、あたしのこと?

……って言うか、ほんとに誰なの?



「…本当に残念だ」



………ムカつくんですけど。

さっきから黙って聞いてれば、言いたい放題文句ばっかり。

あたしが、赤の期待に文句言われる筋合いないと思う。



「…悪かったわね、あんたの期待通りじゃなくて!
って言うか、さっきから誰なの?
言いたい放題言って、あたしの言葉は無視なの?ねぇ?」

「……………」



なぜか沈黙。


…あたし、なんかまずいことした?



「…僕は、この学校の生徒会長である長友 英司。
入学式の挨拶、聞いてなかった?」

「は?え?生徒会長?入学式?」



えーっと…

つまり、それって!



「コイツ…長友が、この学校の生徒会長」

「えええ!?」

「…僕はそう言ったつもりだけどね」



桐生君に言われ、あたしはやっと目の前の人物の正体に気付いた。

桐生君の隣で、“生徒会長”は苦笑いしていた。



「まぁ、これからよろしく、日向さん」

「…よろしくお願いします」



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