逆ハーレムゲーム★☆




「…もう触んな」



あたしのすぐ頭上から聞こえた低い声に、体がビクッとした。



「…はいはい。
じゃあね、恭、日向さん」

「え、うん?じゃあね?」

「ちょっと慎治、僕はぁ?」

「俺も忘れんなよ!」

「……………」



嘆く信也君と成瀬君に振り向きもせず、手をヒラヒラとする早瀬君の姿を、身動きの取れないあたしはじっと見つめていた。



「…ね、離してよ」

「……………」

「ねぇってば!」

「……………」



なんか…

徐々に力入ってません…?



「…離してってば!」

「ーっ!」



あたしが顔を上げると、何かに頭が当たった。


も、もしかして…



「ご、ごめんね…?」

「……………」

「ちょっ、苦しい!
息出来ない~!やめてよっ!」



…一気に力を入れられた。

息がしづらくなったあたしは、桐生君が手を離してくれた後すぐに、思いっきり息を吸った。



「…~っ殺す気!?」

「ん、なに…殺されたいの?」

「……………」



ダメだ…

コイツ…

全然変態どころじゃない!


かなりたち悪っ!



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