「…まぁ、この学校、実質5クラスしかないし」
「へ?
だって、7クラスだって…
第一、あたし達7組じゃん!」
「…表向きは、だろ」
「……………」
分からない。
て言うか、何であたしが問題児クラスなの?
少なくとも中学では優等生だったと思うんだけど…
「ここちゃん!よろしくねぇ」
「信也君…よろしくね」
なんか、もういいや…
まず、ほぼ男子校に女子一人って言うのから間違ってる。
しかも、あたしが問題児クラス?
「…ふっ」
「ここちゃん?」
「…上等じゃないの」
やってやろうじゃないの!
「なんか、ここちゃんおかしいよぉ」
「の、信っ、お前何やったんだよ!」
「僕は何もやってないもーん。
ここちゃんおかしくしたのは、恭だよぉ」
「は?なんで俺?」
「恭也っ!どうするんだよ!」
「知らねーよ」
さっきからこの人達はー…
「うるさーいっ!」
「……ここちゃん?」
「ひぃっ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!」
「キャラ変わりすぎだろ」
今にも泣きそうな信也君の隣で、パニックを起こしている成瀬君。
桐生君は相変わらず笑ってるし。
「………ちょっと」
「なに?」
「なんで、早瀬君と麻生君は問題児クラスじゃないの?
なんであたしが問題児クラスなのよ…」
教室に戻ろうとした早瀬君の手を掴み、あたしはじっと早瀬君を見た。
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