「あれ?でも…?」
「俺と心奈は7組って言われただろ。
あと、信と歩も」
「みんな同じ…じゃないの?」
「聖と慎治は別。
お前はこっちの校舎な」
いつの間にか、“心奈”から“お前”に代わってるし…
…ん?
“こっちの校舎”ってなに?
「ねぇ、“こっちの校舎”って?」
「4組までのクラスは、この先にある。
それ以降は、“こっち”の先、だ」
「へ、ぇ…広いんだね」
「広いって言うか、複雑だよな」
…そうなんだ…
って、さっきから思うんだけど…
「なんかさ…
みんな詳しいよね?」
桐生君も、麻生君もー…
屋上だって、校舎だって…
誰も気にしてないみたいだし。
あたしの言葉に足を止める桐生君。
「…何も知らねーの?」
「な、何も?」
「この学校、中等部からあるんだけどー…」
「え…?」
「リニューアルとか言うのは表向きで」
恐ろしく、ニッコリと笑う桐生君。
「分離の為なんだよ、こうやって校舎分けるのも」
「…へ?」
「つまりはなぁー…」
“俺達7組は問題児の集まり、難有りのクラスなんだよ”
…………は?
問題…児…?
難有り……?
あたし…
なんでそんなクラスなの!?
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