逆ハーレムゲーム★☆




「な、な…何してんだよ!?
こ、ここは公共の場だぞ!」

「僕より、恭の方が危険だと思うよぉ?」

「いろんな意味で厄介だ」

「……………」



まだ何もしてない…って言うか、“されそうになった”ことに、すごい動揺する成瀬君。

下から覗き込むように見る信也君。

眼鏡をクイッと直す早瀬君。

そして、興味なさそうな麻生君。

前には平然とする桐生君。


いつの間にか、5人が揃っていた。



気の所為か…

すごい視線が…


あたしは体育館で見た光景を思い出した。

申し訳ないけど、やっぱり、この学校の人みんながあの部類と言うわけではなさそうだった。


恐ろしいことに…

この5人は、中でも飛び抜けていると思う。


やっぱり、男子校でもかっこいい人だと、みんな見ちゃうものなんだなぁー…



「ちょっと」

「えっ?」



急に手を引っ張られ、あたしは我に返る。



「…ぼーっとしすぎ。危ないから」

「あ、ごめんなさい…」



あたしの手を引いたのは、麻生君だった。

漆黒の瞳に見つめられ、なんだか恥ずかしくなって目を反らした。



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