逆ハーレムゲーム★☆




「ここちゃーんっ」

「わぁっ!?」



廊下を歩いていると、後ろから小さな衝撃を受けた。


ギュッとあたしのお腹辺りに回された手は、この声の主。



「…の、信也君?」

「ぴんぽーん!
ここちゃん暖かぁい」

「へ?」



苦しくない程度に手に力が入れられた。


信也君って、子供みたいでかわいいなぁ…


思わず笑いそうになっていると、信也君が引きはがされた。



「信、いつまでやってんだよ」

「わぁーっ
恭の意地悪ぅ!」

「知らねーよ」



そして、そのままあたしを見てくる桐生君。


あれ、あたし…

顔に何かついてる…?


しかも、あたしの顔を見た後に、盛大な溜め息までついてくれた。



「少しは抵抗しろよ」

「え?」

「信も男だし、ここには男しかいねーんだから…」



そう言って、言葉を濁すと…


あれ…?

何か桐生君近くない…?


ちょ…

え?



「危険なのは、どっちだよ」

「……~っ!?」



早瀬君の声と共に、間近にあった桐生君の顔が離れる。


…び…びっくりした…



,