逆ハーレムゲーム★☆




桐生君によって紹介された4人。

ほんわかした雰囲気を持つ武田 信也君。

オレンジ色が印象的な成瀬 歩君。

黒縁眼鏡がトレードマークな早瀬 慎治君。

漆黒の黒髪と同じ瞳を持つ麻生 聖君。


そして…

あたしの目の前に座るのは、桐生 恭也君。



“桐生”と“日向”

何で、あたしの前が桐生君なんだろう…?


桐生君のはるか先には、学園長が何か熱心に話している。



「あのさ…桐生君?」

「…何?」



眠そうに欠伸をしている桐生君に、後ろから小声で話しかけた。



「何で、桐生君があたしの前なの?
あいうえおの順じゃないの?」

「ここの奴ら、大体てきとーだからな」

「そうなんだ…」



一言で納得しちゃう自分がおかしいけど…



「言っておくけど、“ここ”に秩序なんてねーよ」



桐生君は一瞬後ろを振り向き、あたしと目が合った。


“…だから、守らなきゃなんねーんだよ”



「え?」



小声で何か呟いた桐生君は、何もなかったかのように前に向き直った。




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