「信も恭も遅ぇよ!
お前らいい加減ー…」
「あ…は、初めまして…」
信也君の後ろから現れた新しい男の子。
オレンジ色に輝く髪に、思わず見とれてしまった。
「…え?日向ちゃん?
え!?本物!?」
あたしに偽者があったらどうしよう…
目を丸くまでして、あたしを見るその人は、本当に驚いている。
「うるさいよぉ、ナルナル」
「…なっ!?
お前なぁ、信也っ!」
な…ナルナル?
信也君に怒るナルナル。
栗色とオレンジが並ぶその姿に、あたしは思わず笑いそうになった。
その笑いを止めたのは、また新しい人が出て来たからー…
「三人揃ってうるさいよ」
「……………」
類は友を呼んだ…
桐生君から始まり、美少年の信也君、オレンジ色のナルナル…
そして、今現れたこの二人もー…
見事なほどに、全員かっこいい人と言えるものであった。
「もっと静かにしろよな」
「……………」
一人は、漆黒の黒髪に黒縁眼鏡。
もう一人も同じく黒髪で、髪はワックスで無造作にセットされていた。
……わ…あ……
この学校には、こういう類の人しかいないのかな…?
そんな錯覚を覚えたくらい。
目の前にいる5人を見て、あたしは言葉をなくした。
,

