「じゃ、ワインでも飲んじゃう?」
貰いもののワインを開け、グラスに注ぐ。
「乾杯!!今日は本当にありがとう」
「おめでと!!」
今日は、やっぱり何かが違う。
ワインを飲んだ私達は、また過去へ・・・・・・
「沙織を見てて、思い出したんだ。別れた後の自分を」
「え?俺達、別れたっけ?」
そんなことを言う先生は、ちょっと頬が赤くなっていた。
本当に白いジャージがよく似合う。
私は、このジャージを着た先生に何度ドキドキしただろう。
何色でも似合うんだけどね。
この白いジャージを着ている先生は特別好きだったんだ。
「1回目に別れた後・・・・・・先生を忘れようって思って、頑張ったんだよね。その頃の自分と沙織が重なるんだ」

