白いジャージ7 ~先生とプールサイド~





「あの・・・・・・すいません」





あの子の声だ。




Sじゃない俺だけど、ちょっと寝たフリを続けよう。




だって。



俺、傷ついたんだもん。


それくらいいいじゃん。







「あの・・・・・・要さん」




要さんって呼ばれるのも初めてで。




変な感じ。



笑いそうになったので、目を開けた。







「この前のことなんですけど」




「何?何のこと?」




なんてトボけてみて。







目の前には真っ赤になったあの子が。



目にいっぱい涙ためて、立ってる。






悔しいけど。




もう許したよ。




そんな顔すんなよ。






別にいいからさ。



彼氏がいたって。