あゆみは、店から飛び出した勢いのまま、真崎君のほっぺたを思いっきり叩いたんだって。 その後、バカバカバカ!って言いながら、真崎君の胸を叩いた。 そんなあゆみを、真崎君が抱きしめたんだって。 「見たかったぁ」 「だろ?慎司、泣いてたよな?」 「泣いてましたね」 要君も親友の嬉し涙に感動しているようで、目がキラキラしていた。 「本当にいい夜だ」 先生は、立ち上がって、また空を見た。