白いジャージ7 ~先生とプールサイド~




「すごいね。ドラマみたい」




「素直になるって難しいけど、大事なことだよね」




私と美穂は、笹の葉を見上げながら、手を繋いだ。





ゆっくりと店を出る。



店の前にしゃがみ込んだ要君と先生。





「いい夜だな」




先生はそう言いながら、夜空を見上げた。



さっきまで曇っていた空に、いくつか星が瞬いていた。





「あゆみと桃子は?」



「すげー感動的だったよ。直にも見せたかったよ」




桃子は、翼先生の胸に飛び込んで、大きな声で泣いたらしい。



そのまま、翼先生の車に乗った。




「ほら、あそこに車停まってるだろ?」




先生が指差した先には翼先生の車が停まっていた。




「覗きに行く?」



と言った要君に、私と美穂が


「邪魔しちゃだめ!」と怒る。