白いジャージ7 ~先生とプールサイド~





「桃子、翼先生が店の前にいるんだって。先生が教えちゃったんだと思うんだけど・・・・・・どうする?」




一瞬固まった桃子は、返事をする前に店の外に飛び出した。





会いたかったんだ。




“大好きな人と一緒にいられますように”という願いを叶えるためには、翼先生が必要だもん。




「感動の再会になるね、きっと」




美穂は桃子の願いを見つめながらつぶやいた。




「桃子、素直になれるかな」





あゆみはそう言った後・・・・・・


真崎君の短冊に触れた。





「私も・・・・・・素直になれるかな」




静かにそうつぶやいた。






私と美穂は顔を見合わせ、あゆみの背中を押した。






「ほら!!素直になるなら今だよ!」




「まだ間に合うよ!!」




涙目になっていたあゆみは、桃子と同じように店の外に飛び出した。