白いジャージ7 ~先生とプールサイド~





先生は、女子の気持ちを察してくれて、男性陣を連れて先に店を出た。




「店の前で待ってるから、ゆっくり出て来いよ」




要君の短冊は一番目立つ場所に吊るされていた。





「見ちゃだめだけど、見たい」



あゆみは、キョロキョロしながら、真崎君の短冊を探していた。




「私も気になる」


と、美穂も・・・・・・



「私も・・・・・・」


と私も。




桃子は寂しそうに言った。




「翼先生も誘ってあげたら良かった」




翼先生がここにいたら、どんな願いを書いたんだろう。





「あ、あった」





あゆみが見つけた真崎君の短冊に書かれていたのは・・・・・・





「これ、願いじゃないじゃん!アイツばかだな」





“もう浮気はしません”だった。





きっとあゆみへのメッセージだ。




あゆみは笑いながらも、涙が溢れていた。



そして、真崎君の短冊の隣に自分の分を・・・・・・






タカの願いは



“美穂を幸せにするぞ”だった。




そして、先生は・・・・・・



“夫婦仲良くいつまでも幸せに暮らせますように”だった。




「直とほぼ一緒じゃん」



「本当だ~!」




私は自分の短冊の願いに“いつまでも”と付け加えて、吊るした。