白いジャージ7 ~先生とプールサイド~





「今日は七夕なので、願い事を短冊に書いてもらってるんですけど、皆さんもいかがですか?」




店員さんが、色とりどりの短冊をテーブルに置いた。



「わぁ~!いいな」



「懐かしいね」




七夕の願い事・・・・・・

願いたいことがたくさんあった。




店の中央に飾らされた大きな笹の前に集まる。



まだ願い事は書いていない。




要君だけがテーブルで願い事を書いていた。





“彼女が欲しい”ってね。




きっと頭の中には、電車で会う女の子の顔が浮かんでたんじゃないかな。




「直、ちゃんと自分の願いを書くんだぞ?」




先生が耳元でそう言った。




全部バレてるね。


私は、桃子と翼先生のことも、あゆみと真崎君のことも、願いたかった。




「お前はお前の願いを書く。わかった?」




先生口調でそう言った先生は、真崎君達の方へ行った。