「そういえば、要君は彼女できたのかぁ?」
先生が明るい声で話題を変える。
さりげなく、真崎君の肩に手を乗せた先生の優しさ。
「それがね~、まだなんですよ。俺程の男なのに・・・・・・ははは」
要君も真崎君の気持ちを察して、冗談を言う。
「早く彼女作れって!!直のこと引きずってんのかっていまだに思う時があるから」
「え、どうしてバレたんですか?」
先生と要君のやり取りを聞いて、みんなで笑う。
素敵な仲間。
ここに足りないのは、翼先生だけ。
桃子も・・・・・・きっとあゆみみたいに大声で泣きたいんだろうな。
ずっと我慢してる桃子の心をほぐすにはどうすればいいんだろう。

