白いジャージ7 ~先生とプールサイド~





「直っぺ、トイレ長いって」




「へへ」




要君に突っ込まれて、私はお腹が痛い素振りをして笑った。





この長いトイレの訳を、きっとみんな理解してる。




あゆみの目が腫れていること、きっと気付いてる。



真崎君は。





「あゆみ、それ食わないなら俺が食うぞ」



真崎君は、遠い席からあゆみに声をかけた。





「やだ~!あんたになんか絶対あげない!!」





あゆみは笑顔で答えた。





弱くなんかない。



強いよ、あゆみ。



すごいよ。





恋する女の子はきっとみんな強くなれるんだ。




大事なものを守るため。



大事な何かを失わないために。









先生と目が合った。




何もかも全部わかってくれているような表情だった。