「言い訳、して欲しかったのに。慎司はあっさり認めて、俺が悪かったって言った。私としては、みじめでもいいから必死で言い訳して、別れないでって言って欲しかった」
あゆみは唇を噛み締めた。
また涙が出そうになって、天井を見上げた。
「男のプライドなのかな。真崎君、きっと後悔してる。そんな目だったよ」
「慎司は弱いからさ。私が普通にしててあげないとって思った。だけど、私も弱いね。久しぶりに会うと、好きだなって思っちゃったし」
あゆみは、目薬を差し、目が腫れていないかと気にしていた。
深呼吸をして、みんなの元に戻る。

