白いジャージ7 ~先生とプールサイド~




私も、バーベキューの嘘の後、何度も想像した。



どんな気持ちで私に嘘をついて、水谷先生と話していたんだろうって。



何もなくても想像しちゃうのに、実際に真崎君は浮気をしてしまったんだもん。




想像するのは当たり前。



信じられなくなるよね。


でも・・・・・・


でも、今のふたりを見ていると、どうにかしてもう一度チャンスをあげたいって思ってしまう。






「ずっと、会いたくて・・・・・・やっと会えた。久しぶりに顔見たら、だめだね、やっぱり」





涙をふいたあゆみは、少し笑顔を浮かべながらそう言って、ハンカチで目を押さえた。





「真崎君も、会いたかったと思うよ」





私はそれしか言えなかった。




嘘じゃなく、本当にそう感じたんだ。




真崎君を見ていて。




「そうかな。アイツ、ちょっとやせてたから、少しは落ち込んでくれたのかな」




「相当落ち込んでると思う。お酒ばっかり飲んでるって要君が言ってた」





涙の止まったあゆみが、鏡越しに私を見つめた。




「直ならどうする?」




難しい質問に、私は黙りこむ。