白いジャージ7 ~先生とプールサイド~






「なお・・・・・・なお、助けて」





信じられなかった。



あゆみがこんな風に泣くなんて。



平気なフリして、友達を演じていたあゆみ。



やっぱり、辛かったんだ。






「あゆみ、無理しなくていいよ。友達なんかなれないよ」




「なおぉ・・・・・・」





あゆみは絞り出すような声で言った。





好きなのに、許せなくて、別れたんだと。




失いたくなくて、友達になろうって、強がってそんなことを言ったけど、会えば思い出しちゃうんだ。



会えなくなるのが悲しいから、友達としてでいいから繋がっていたかったんだ。



そう言って、溢れる涙を手でぬぐった。






同じだった。


みんな同じ。




私も、ゆかりも、桃子も・・・・・・みんな同じだと思った。





好きなのに。




好きだからこそ、許せなくて。




だけど、嫌いになんかなれなくて。




会いたいけど、会えば辛くて・・・・・・