白いジャージ7 ~先生とプールサイド~





「久しぶりだな。たまには連絡しろよぉ、慎司」




先生は真崎君の肩に手を回し、ニヤっと笑う。



「いいんすか?」



「当たり前だろ?」




イチャつく先生と真崎君を見て、要君が嫉妬する。





「何ふたりでくっついてるんだよ。俺も入れてよ」




不思議だな。


要君と先生がこんなに仲良くなるなんて。





「だ~め。要君は、過去のこととはいえ、ライバルだったから」





先生にそう言われた要君は、隣に座る私の耳元でコソコソと話すフリをする。





「こらぁ!直、危ないから席移動して」





いいな。

こういうの。




過去のことが全部綺麗に消化されて、いい思い出として残ってる。





美穂とのこともいつかこんな風になるはず。




そして、真崎君の浮気も・・・・・・いつか笑い話になる日が来ればいいのに。






戻って欲しい。



本当にそう思うよ。