「おかえり、翼先生」
「ごめん。待たせてしまって。おにぎりとアイス買って来た」
私に手を伸ばす。
「食べる?それとも、シャワー浴びる?」
さっと、逃げる。
翼先生は、不思議そうな顔をして、もう一度私に手を伸ばす。
「ごめんなさい。携帯を見てしまった」
堂々と何を言ってるんだろ、私。
最低じゃん。
「あ~、あぁ、そうか。そうだな。うん」
動揺した翼先生は、正座をして、頭を床にくっつける。
「ごめん!!!すまない。隠していたわけじゃないんだ」
浮気?
何?
「元カノと会ってるの?」
「会ってない!電話だけだ。ごめん。言えなかった」
「好きなの?」
「そんなことあるわけがない。ただ、何度か電話をしていた」

