イチャイチャしてみる。



普段は恥ずかしいけど、酔ってる先生になら甘えられる。



今でも、自分から手をつなぐのはちょっぴり恥ずかしかったりするんだぁ。





「直ぉぉ~」



「先生、もう戻らなきゃ」




くっつきながら、店の周りを1周回り、店に戻る。






「先生~!どこ行ってたんだよ。ほら、こっち来て」




たっくんが先生に手招きする。



「あ、忘れてたぁ」




何のことだかわからない私は、たっくんに背中を押されて、ゆかりの隣へ。




「ゆかり、何が始まるの?」



「わからない。女子には秘密なんだって」



「虎太郎まで向こうに行っちゃったよ~」





店のカウンターの向こうでコソコソと集まる男性陣。



電気が消され、カウンター横の間接照明の灯りだけになった。