「そうかもしれないな。最近、俺の写メあんまり撮らないし。ちょっと寂しかったんだよな」
「ははは。そんなの普通だよ。結婚してんのに、そんなことしてたの?先生達」
「直は、俺の奥さんだけど、いつまでも彼氏として見てくれた。時にはファンみたいに俺にキャーキャー言ってくれてさ。そういうのが当たり前になってたけど、そんな奥さんいねぇんだよな」
俺が髪を切るたびに、かっこいいかっこいいって喜んでくれた。
俺が長袖から半袖になると、興奮して俺にくっついてきた。
俺のひげが伸びると、嬉しそうに触ってきた。
俺の言動に赤面してくれたり、俺の新しい一面を今でも発見してくれた。
それは、直だから。
他の誰もできないこと。
直だから・・・・・・
俺をいつも輝かせてくれたんだ。
どこにでもいるただの体育教師だった俺を、直が“世界一のヒーロー”にしてくれた。
直にとっての、スーパーマン。

