白いジャージ7 ~先生とプールサイド~





鳥のさえずりが聞こえる。



とても静かな森の中だった。






「少しは、意識してたから、隠したかったんじゃない?俺が隠しごとする時は、そういう時だけどな」




「意識・・・・・・か。俺にもわかんねぇな」






人間として尊敬とか、仲間として信頼とか、そんなのって言い訳のようにも思えてくる。




そりゃ、直だって、信じられなかっただろう。





昨日、俺が泣いてしまったから、直は許してくれた。



心の中では、まだスッキリしてないんだろうな。







「でも、先生が隠しごとしちゃうなんてな。夫婦が鏡って言うなら、直ちゃんも先生以外に気になる男がいたりして」





いつもたっくんはこうして、俺を嫉妬させようと冗談を言う。





でも、今回ばかりは冗談に思えなくて・・・・・・







何となく、最近の直は違っていたような気もする。




それは、俺が隠しごとをしていたからそう思うだけなのかもしれないが。