白いジャージ7 ~先生とプールサイド~






先生の声が悲しそうで。




もうひとりの私が、先生を抱きしめたいって叫ぶ。




先生が悲しいのは、嫌だよ。







「今日のバーベキューに、水谷先生も来ていた。畑中が誘っていたことは、前から知っていた。それを直に言うべきだった。喜多先生と岡崎先生も参加できなくなって、教師は俺と水谷先生だけだった」






これからどんな事実が明かされるんだろう。




私は、その事実を受け止めることができるのだろうか。





外はもう真っ暗になっていた。




キッチンの電気しかつけていないから、この場所は薄暗い。






良かった。



こんな涙、見せたくない。




きれいな涙じゃない。





先生を信じていない涙。






先生を信じているはずだったのに。



もう何でも乗り越えられると思っていたのに。