白いジャージ7 ~先生とプールサイド~






「どした?体調悪い?」




「ううん。ごめん」






もうだめだった。




笑顔を作ることもできない。



それどころか、先生の顔も見ることができなかった。






「直、どした?」




きっと先生は優しい顔してる。


私を心配してる。



ごめんね、先生。






「ごめんなさい」





その場にいることもできなかった。




ベランダに逃げ込む。




明らかに様子がおかしいことはとっくに気付いてるよね、先生。




誰よりも私のことわかってくれる先生だもんね。





でも、私のことをわかってくれているなら、どうして……本当のことを話してくれなかったの?




私に隠したい何かがあったの?