もう止められなかった。
考えないようにしようとしても、頭の中には、仲良く話す先生と水谷先生の姿が浮かんでいた。
先生のことを好きだった先生はいた。
在学中にも、卒業してからも数人いた。
でも、水谷先生は結婚していたし、ライバルとして見たことは一度もなかった。
最近仲良くしていると聞いていたし、そのことを聞いても、一切嫉妬心は湧かなかったんだよ。
それなのに、全部嘘だったの?
何かあるの?
先生は、私を信じてくれてなかったってことなのかな。
私、そんなにも先生を追いつめていたのかな。
私の嫉妬心が、先生を苦しめていた?
私が、先生に嘘をつかせたんだ。

