わたしの生きる道

「ミホ、これミユちゃんに渡して。あとこっちのお菓子も」

「はいはい」

コンビニの袋も渡した。

「ととっ…。担任、職員室に行っちゃう」

荷物を受け取ったミホが、教室から出て行こうとする林田先生を見つけた。

「呼び止めなきゃ。ミホ、行くよ」

「あっ、うん」

ミホは荷物を机の上に置いて、わたしと共に教室を飛び出した。

「先生! 林田先生!」

「ちょっと待ってくださいよ!」

「ん?」

廊下を歩いている担任を呼び止め、わたしとミホは駆け寄った。

「二人とも、廊下は走るもんじゃないぞ」

「すっすみません」

「って言うか、先生、歩くの速いですよ」