わたしの生きる道

「じゃあ行ったら? ご両親にだって、反対されないでしょう?」

「気軽に言わないでよ」

モンブランの栗をブスッとフォークでさし、一口で食べた。

コーヒーにミルクと砂糖を入れて、一口飲む。

「ちょっといろいろ迷っててさ。手芸の道を行くことも悩んでる」

「え~? でも好きなんでしょ? それにネット販売の売り上げだって悪くないじゃん」

「…まあ、ね」

ミホは怪訝な顔をしながら、スプーンに持ちかえ、チーズムースを食べた。

「手芸に飽きた、とか? ずっと作りっぱなしだったから…」

「いやいや! 手芸は好きよ。どんなにやっても飽きたりしないわよ」

暖かい季節には、ビーズアクセサリーを良く作る。