板書に書いてある間違いに気が付いた担任・真山は
一応英語教師の資格をなんとか、取得したらしい。

『…I like partner.
But I don't have partner.』
“私は仲間が好きだ。
しかし、私は仲間を持っていない”

『Because my partner is not say truth.
It's I don't believe.』
“なぜなら、私は仲間に真実をいっていない
それは私が信じていないからだ”

『…信じてないのは、仲間じゃない』
「……。…さっきから何言ってるの?」

俊が少し、不安そうにこっちを見てきた。


『…ごめんな。』

「……え?」


いきなり謝った琉夏に俊は戸惑いを隠せなかった
琉夏は、それから何も言わず
ただただ、板書を見ていた








*******





*俊 Side*