黒猫~special cat~



ーーカサッ

音がなったものを机から引っ張り出す。


『……紙?』

誰にも見られてないことを確認し、紙の内容を見る



【もうすぐ、迎えにいく】



『ッ……』

この文字…筆圧が高めなのは……彼奴しかいない

“迎えにいってやるよ”

“お前の……は今頃…?”

“ギャァっハッハッっァァ…!”


…狂ってる

狂ってる彼奴しかいない


イヤだ、嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ


『嫌だ……ッ!』


ガタッと席をたち、クラスが俺に注目した。

「……流夏?」

今やってきた嵐龍のメンバーもクラスの、
俺の様子がオカシイことに気付いたらしい

皆が俺を見てる

“…流夏ッ…!”