ずっと好き。

私の事、先輩だとしか思ってないって、わかってる。

だったら、先輩としか思ってないんだったら、追いかけないでほしい。

そう、願ってるに。



本当は、追いかけて来てくれて、嬉しいと思ってる自分がいる。

1年生を置いて来て、私を追いかけてきてくれてる・・・。



嬉しいんだけど、辛いんだよ、海君・・・。



私は、いつの間にか立ち止まって、大声で泣いていた。


「先輩・・・何で泣くんですか・・・?」


海君にも追いつかれていて。

泣き顔もばっちり見られちゃって。

もう、本当に、私は馬鹿だよ・・・。

海君に泣き顔見られちゃうなんて・・・。


「だから、放っておいてよ・・・っ!もう、私に優しくしないで・・・。」