「ニヤけ過ぎー」 呆れたように私の頬っぺたをぷにっとつまんだ。 「純ちゃん、痛い…」 「相変わらず王子とラブラブだねぇ」 私の前の席に座ると、私の方を向いた。 高校二年生になり、また純ちゃんと同じクラスになった。 ちなみに瞬くんは、純ちゃんの彼氏の裕也くんと同じクラスになりました。 私が2組で瞬くんが4組と、一年の時よりはクラスが近くなった。