―恋華―


『あれ?』

水樹「どうしたの」

『優弥また居なくなった』


気付いたら優弥が忽然と居なくなっていた。



拓巳「あー…繁華街にでも行ったんじゃない?」


『ふーん…』


別にどうでもいい。
血さえ出さなければ。



『あ!そうだ。ねぇねぇ、みんな』



水樹「ん〜?」

『あたし、眠くなると性格、豹変するから』



レオナ「…どーゆー意味?」

『んー。何かよく分かんないんだけどね。ある人に言われた』


卓真「ある人って誰だよ」

『えー?あんたが知らない人』


『あとね、寝起きはテンション高いんだ。これは、自覚してるんだ』





拓巳「へー。それは楽しみだな〜」

















時間が夜中の2時に差し掛かった時。





拓巳「れーちゃん、もう遅いから、寝た方がいいよ?」







『…あ゛ぁ゛?んだと、てめぇ』


レオナ「れ、れーちゃん?」


『ふざけんなよ。あたしに命令するな(睨』