あたし、原田 一(ハラダ カズ)。つい最近、ハタチになりました!!
4年付き合っている彼――夢斗(ユメト)は3ヶ月前にハタチになった。あたしがハタチになったから、2人でクラブというものに来てみた。
でも面白くなくて、居酒屋で飲みなおし。
その後に夢斗の家に行くことになって、レンタルビデオショップに立ち寄って酔ってたからか、2人でアダルトコーナーのピンクのカーテンを潜り抜けた。
中には、おじさんからおニイさんまで。
ちょっとDVD見たけど気持ち悪くて目をそらした。
「男ってこんなキモいの見るの?」
「いや。俺はこういうのより実物見るほう」
「じゃあ、夢斗の家で実物しちゃう?」
「行くか!」
そういってカーテンを潜り抜けようとしたとき、周りの男達にうらやましそうな顔でジロッとにらまれた。
それから夢斗の部屋でいけないことをして、抱き合って眠った。
それから3ヶ月ほど経ったとき。
「あたし・・・妊娠したかも」
「は? 避妊・・・したよな? こないだ・・・」
「わかんない・・・。酔ってたから覚えてない・・・」
「マジか・・・」
ヤバいよ・・・。やっぱり夢斗は反対するよね・・・。だとしたら、あたし・・・。
「病院は・・・」
「まだ行ってない。でも・・・」
「堕ろすとか言うなよ?」
「え?」
「未婚で産むとかナシな。俺婚姻届貰ってくるからな!? 30分で戻ってくる! じゃ!」
そう言った夢斗は最近買ったバイクのキーを持って家を出て行った。
4年付き合っている彼――夢斗(ユメト)は3ヶ月前にハタチになった。あたしがハタチになったから、2人でクラブというものに来てみた。
でも面白くなくて、居酒屋で飲みなおし。
その後に夢斗の家に行くことになって、レンタルビデオショップに立ち寄って酔ってたからか、2人でアダルトコーナーのピンクのカーテンを潜り抜けた。
中には、おじさんからおニイさんまで。
ちょっとDVD見たけど気持ち悪くて目をそらした。
「男ってこんなキモいの見るの?」
「いや。俺はこういうのより実物見るほう」
「じゃあ、夢斗の家で実物しちゃう?」
「行くか!」
そういってカーテンを潜り抜けようとしたとき、周りの男達にうらやましそうな顔でジロッとにらまれた。
それから夢斗の部屋でいけないことをして、抱き合って眠った。
それから3ヶ月ほど経ったとき。
「あたし・・・妊娠したかも」
「は? 避妊・・・したよな? こないだ・・・」
「わかんない・・・。酔ってたから覚えてない・・・」
「マジか・・・」
ヤバいよ・・・。やっぱり夢斗は反対するよね・・・。だとしたら、あたし・・・。
「病院は・・・」
「まだ行ってない。でも・・・」
「堕ろすとか言うなよ?」
「え?」
「未婚で産むとかナシな。俺婚姻届貰ってくるからな!? 30分で戻ってくる! じゃ!」
そう言った夢斗は最近買ったバイクのキーを持って家を出て行った。