れもんスカッシュ

「優介、愛してる。」

そう言うと
先生は私に深く深くキスしてくれた。
唇から舌から
私の気持ちが伝わるように
必死に先生の舌に自分の舌を絡めて、先生にこたえた。

「ッ…ハァ……ンッ…ン」

唇の間から漏れる声が聞こえた。
そんなことも気にならないくらいふたりは夢中でキスをした。

まるで教師と生徒の隙間を埋めるかのように
必死にお互いを求めていた。

チュッ

唇をはなすと共に軽いリップ音がした、

先生はそのまま私を抱きしめてくれた。

「もう、遅いし帰るか。」

「うん、」

車の中ではたわいもない話をして
いつの間にか私の家についていた。

「今日はありがとうございました。」

「おう!早く寝ろよ~。」

先生は私が家に入るのを見届けて
車を走らせていった。

すごく幸せな1日だった。