ヒデからの連絡

正直、嬉しかった。

けど
ヒデはリカの事、
肯定も否定も
しなかった事には
イラついていた。

「…あーぁ
何してんだか」

ポロッと
独り言をもらす。

そろそろ
集合場所だ。
遠くから
様子を伺う。

ヒデが集合場所に
着いていた。
すると、
携帯を取り出し
誰かに電話している。

‐リカかな…?‐

「あたし…か…」

携帯が震えていた。

「…はい」

『俺、着いたんだけど』

「あたしも
もうすぐで着く」

そして
ヒデと合流した。
とりあえず
近くのカフェに入った。

「「…」」

ヒデが口を開くのを
待っていた。