和也Side 「はぁ…-」 「ちょっと和也。 あんた帰ってきたなら一言あるでしょ。」 うっせー。 耳に響く母ちゃんの声を無視して部屋へ向かう。 って…。 「なんだよ、お前は。」 「なんだよって何よ。 もうあたしお兄ちゃん帰ってくんの待ってたのよ…-。」 「誰も頼んでねぇし。 ってか今日彼氏とデートなんじゃねぇのか! 早くね? 帰ってくんの。」